南アフリカランド建利付債権
世界銀行というAAAの格付け(スタンダード&プアーズ社評価)国際機関から
南アフリカランド建利付債権という商品が発行されている。
南アフリカランド建利付債権は年率8.70%(税引前、南アフリカランドベース)の
利金が年12回受け取れるという謳い文句。
過去10年間で相対的に円高ランド安のタイミングが
南アフリカランド債権投資のチャンスではないかということ。
注意すべきは為替レート。
外貨建債券の買付費用は、購入時の為替レートによって大きく変動する。
(参考例)
2006/2/17の為替レートで10万ランド購入した場合
適用為替レート・・・1ランド19.62円
費用・・・19.62×100,000=1,962,000円
現在、2008/10/17の為替レートで100万ランド購入した場合
適用為替レート・・・1ランド10.15円
費用・・・10.15×100,000=1,015,000円
極端な例では、ランドが高い時と低い時の差が2倍近くになる計算。
今後も円安傾向に流れてゆけば、現在が買い時という事にはなる。
高い利率が魅力であるが、あくまでランドでの支払いになるため
為替差益が最も重要と判断できる。
為替レート以外にも注意が必要なのは、ズバリ税金。
外貨は利金については、一律20%(所得税15%、住民税5%)の源泉分離課税となり、
2割が無条件に引かれて手元に残る事になるため
税金を含めたキャッシュフローを考えると非常に判断が難しいものとなる。
為替差益と税金を考えると、投機にも似た投資になるのかもしれない・・・
外貨預金にかかる税金
外貨預金をすると二種類の利益に対して税金がかかる。
1.外貨預金の利息部分
2. 為替差益
外貨預金の利息にかかる税金
国税15%、プラス地方税5%の合計20%が
源泉分離課税として受け取り利息に対してかかってくる。
源泉分離課税制度とは、勝手にひかれる税金で、
他の所得と全く分離して所得を支払う者が、
支払の際に一定の税率で所得税を源泉徴収し、
納税が完結するというもの。
自動的に徴収されるので何もしなくても引かれてしまう。
利息で100万円の利益が出ても20万円が税金として引かれる。
日本の銀行(三菱UFJなどの邦銀)でも海外の銀行(例えばシティバンク)でも、
銀行の種類に関係なく、日本国内での預金の場合は20%引かれる。
外貨預金の為替差益にかかる税金
為替差益は総合課税(いわゆる通常の納税)となり、
雑所得としての確定申告が必要。
FXでいう所のスワップ金利に対してかかる税金。
年収2,000万円以下の給与所得者であり、
給与所得および退職所得以外の所得が為替差益を含め、
年間20万円以下の所得である場合は申告は必要ない。
不動産所得等の雑所得に該当する所得が他になければ、
為替差益のみが雑所得の金額ということになる。
ソニー銀行に口座開設
外貨預金を始めるために、ソニー銀行への口座開設を行いました。
理由は、円高が進んでいる現在は、円を外貨に換えて保有する方が
分散投資の面から、よりリスクがおさえられているから。
ソニー銀行を選んだ理由は、第1に財務体質。
スタンダード&プアーズ社からA判定を貰っている点。
なぜなら、外貨預金は預金保険の対象外であるからに他なりません。
財務状況が健全でなければ、外貨預金は倒産により
全てが水の泡になってしまう可能性があるのですから。
取り扱いの通貨が多いのもポイント。
米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル・NZドル・カナダドル・
香港ドル・スイスフランの合計8通貨のラインナップが揃っており
投資先の選択肢が広いのが良いんですね。
インターネット銀行なので、リアル銀行よりも為替手数料は割安。
もっと安くなるウリとして、外貨預金残高で手数料が安くなる
という点がびっくり。
100万以上300万未満の外貨預金の残高がある場合
手数料が5銭割引きとなってしまうお得サービス。
財務状況と取り扱い通貨、手数料のアドバンテージなどから
ソニー銀行に外貨預金口座を作ることにしたんです。
イーバンク銀行も、おすすめの外貨預金口座です。
円高になったら外貨預金で資産運用
円高が進み、2008年10月25日現在で
1ドル 94.12 - 94.18
¥100を大きく下回ってきており過去ないほどの円高。
1ユーロ 118.87-119.00
¥160を超えていたことが信じられないほどの円高。
輸出がメインの企業は収入が減るのでダメージを受けますが、
輸入メインの企業や海外旅行代理店などは追い風です。
個人の投資を考えた場合、
外貨預金は1つの有効な資産運用方法ではないでしょうか。
外貨預金は金利の高さばかりに目がうつりがちですが
世界経済が不安定な今は、分散投資が最も必要であると判断。
分散投資とは、日本国内、海外の分散であり
株式や債権の分散、不動産や商品と現金の分散など
あらゆる資産を想定した形で振り分けてゆくという事です。
外貨預金の分散というのは、ドルとユーロと円をメインに
高金利のニュージーランドドル、オーストラリアドル、英ポンド
などで預金を保有というのが、現時点の私の考える分散外貨投資です。
株式は世界経済が良い時は上昇するのが普通でも
不況では当然下がるため、株式で保有することはリスクの高まりは否めません。
不況の際は、現金や商品で資産保有する事を選択するほうがベターです。